上多古川 阿古滝
2003年8月30日〜31日
上村 坂地 藤岡(記録)
8月30日(土)
PM4:00近鉄下市口で坂地さんと共に上村さんの車に拾ってもらう。食料、アルコールを仕入、上多古沿いの林道終点にテントを張り、例のごとく宴会とする。翌朝珍しく二日酔いはなく、沢での常備薬となったバファリンのお世話にもなることなく、昨夜の鍋の残りにうどんをいれた朝食で腹ごしらえをし出発する。矢納谷に架かった鉄網状の橋を渡り、本谷沿いの道を少し歩いて沢に入る。いきなり深い釜を伴った6mの滝が現れる。ここは直登しないだろうと思っていると、上村リーダーさっさと左側から取り付き登ってしまう。朝いちで足元もおぼつかなく少し怖かった。そこからしばらくは巨岩の続く遡行となる。双龍の滝15mと洞門の滝50mが現れる。セットで見ると圧巻のひとこと。双龍ノ滝は左岸のガレから高巻く。洞門の滝は滝手前のリッジを登り、右岸に取り付く。道はついているが荒れている。最後は滝横のルンゼを倒木を掴みながら登る。両側がそりたったS字カーブの淵にでる。回り込むと15mの滝に行く手を阻まれる。淵手前にもどり、左岸より踏跡をたどる。一度沢におりるが、再び左岸の巻きルートに戻る。壁と泥のいやな巻きで、ハーケンが2本打ってある。それに付いているいつ切れてもおかしくないシュリンゲを頼りに先に進むが行き詰まり、ここでザイルを出す。上村さんトップ。ザイルの先よりハーケンの打つ音がする。残地のハーケンも3本ほどあった。いやらしい巻きを懸垂下降15mで沢にもどり、再び巨岩の続く遡行となる。当初、竹林院谷をつめる予定だったが、明るいうちに帰りたい(早くビールが飲みたい)という気持ちが勝って阿古滝より下山とする。本谷より別れ、しばらく行くと立ちはだかる屏風状の岩壁。見上げるとそこは阿古滝50m。残念ながら今の時期水量は少ない。ここで遡行を打ち切る。台高・大峰の沢はいつも下山ルートを見つけるのにひと苦労するのだが、今回はテープをたどってすんなりと山道へでる。下りは急で、2人に遅れまいと何回もしりもちをつきながらの下山となる。
(藤岡)
